内見しないで契約するのは危険ですか？

内見しないで契約することはお勧め致しません。
なぜなら、内見した上でお部屋を契約することと比べて、後悔してしまう可能性が高くなるからです。

内見の目的とは、主に物件情報だけでは分からないことを実際に目で確認する。また、物件情報に記載されていたことが実際と相違が無いかを確認することです。
例えば、部屋の臭いやカビ、携帯電話の電波や日当たりなど、物件情報だけでは分からないことはたくさんあります。もちろん、内見までに時間がかかってしまった結果、気に入った物件が他の方に契約されてしまうことも想定されます。
しかし、内見して自分の目で確認することにより、そのお部屋で生活を続けられないような大きな問題点を見落とす可能性は低くなるのです。

人により支払える賃料や希望する条件、考え方が異なります。もちろん、内見しないで契約したお部屋が希望通りのお部屋ということもあると思います。
ですから、一概には言えませんが、決して安い買い物ではありませんので、後悔しないためにも、内見して納得したうえでお部屋を契約して頂きたいとおもいます。

参考事項として、上記にあげたこと意外に内見して確認して頂きたい箇所を記載しておきます。

【お部屋】
・水の出具合や閉まり具合、水流の勢い（温水にした時との違いも確認）、キッチン下の配管についても緩みや酷いサビなど
・コンセントの位置や数
・ガスコンロの口数と部品に欠品は無いか
・戸の建てつけ
・フローリングの傷（退去する時、責任を問われることも想定されます）

【住環境】
・火葬場、墓地、ゴミ処理場などの施設の有無
・街頭の有無
・風通しやベランダの広さ、日当たり