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第4研究室カギ交換や鍵対策などピッキング対策情報
最近は物騒な世の中じゃ!防犯対策の事なんかぜんぜん興味がなかったあなた! 「あの時鍵交換をしていたら・・・!」なんて 言っても遅いのじゃ!『空き巣被害』に遭う前に、ここでしっかり勉強して自分のお部屋の『ピッキング・空き巣・泥棒対策』を考えてみようではないか!
空き巣被害の傾向
平成21年の都内における侵入窃盗の認知件数は10.770件で、前年に比べて664件(-5.8%)現象し、そのうち、空き巣については5.595件と前年に比べて663件(-10.6%)減少している。

全体的に平成10年以降増加していた侵入窃盗の認知件数は、平成15年からは減少に転じ、6年連続で減少傾向である。
以前までの空き巣の侵入手口は、施錠開けがガラス破りとほぼ同じ位の割合をしめていたが、現在は鍵の防犯対策を行う住民が増えたことにより、減少している。
つまり鍵の防犯対策をすることによって侵入窃盗の被害は減少しているといっても過言ではないじゃろう!

しかしながら件数はまだまだ多く、都内だけでも一日あたり約30件の住宅が被害にあっている。
侵入手段も多様化しているから油断は禁物じゃ!自分の生活スタイルに合った防犯対策をしっかりするのが一番じゃな。
(警察庁資料より)
※上図のようにマンション(共同住宅)における空き巣の手口はピッキング・ガラス破りが過半数を占めており『玄関のカギ』と『窓ガラス』の防犯対策は一番に考えた方がよいですな。
鍵(カギ)の防犯対策!
ピッキング
サムターン回し
カム送り解錠
合鍵以外の用具(ピッキング用具)を用い、錠シリンダー部分を操作して解錠する手口をいいます。
サムターン(鍵を使わず施解錠操作をするためのつまみ)を操作して解錠する手口をいいます。 特殊な道具を用いて、錠シリンダーを迂回し、直接錠ケース内部に働きかけてデットボルトを作動させ解錠する手口をいいます。
<対策商品>
鍵の防犯対策商品
鍵の防犯対策商品

<対策商品>
鍵の防犯対策商品
<対策商品>
鍵の防犯対策商品
<説明>
錠シリンダーをCP−C錠等の耐ピッキング性能の高い鍵に交換しよう!電子ロックキーや指紋錠等もある。
<説明>
サムターンカバー(サムターンに外部から直接接触することができないように防護するためのカバー)を扉に取り付ける。
<説明>
錠ケースの製造事業者が用意した対策部品が基本ですが、リング状スペーサー等、錠シリンダーとドアの隙間を塞ぐ対策部品も販売されている。
その他の対策!
 『ワンドアー・ツーロック』 鍵の防犯対策
泥棒は、侵入に時間がかかりそうな所は犯行をあきらめる傾向にあるようだ。補助錠を追加することにで不正な解錠に要する時間が長くなるので、警察関係者でも防犯カギ交換はもちろん『ワンドアー・ツーロック』も防犯対策として奨めているようだね。
 『ドアガードプレート』
扉の隙間からの工作を塞ぐ為、ガードプレートを取り付けよう。補助錠を取り付ける場合も忘れずに!
 『ドアスコープ』
ドアスコープを外側から簡単に取り外すことができる場合は要注意!外した所から特殊工具で解錠する手口もありますので、簡単に取り外しができないものに交換する事も忘れずに!
カギ交換 ⇒ 今はもう常識です!
脅かすつもりはないが、日本全国の住居において『100%絶対的な防犯対策はありえない』と言ってもいいだろう。現実的にはどこかの侵入のプロから言わせると『入れないところはない!』などというセリフも耳にする。『警察等は守ってくれない!』と言っている訳ではないが現実的には常に『自分の身は自分で守る』という心構えを持ち自分の出来る範囲の防犯を行う事は必要だろう。

賃貸住宅の場合は、大家さんの承諾無く勝手に交換することは出来ません。しかし、これだけピッキング・空き巣被害が出ている今日、あなたが鍵交換したいと考えているのであれば、大家さんも「交換しないでいい」とは言いにくいのではないかな。もし、まだ交換をしていないのなら、大家さんの許可を得て今すぐにでも交換する事をお勧めします。

ピッキングの被害だけでなく、前入居者と同じ鍵をそのまま使用してる場合であれば、前入居者が鍵を持っている可能性もありますし、前入居者と関係のある人(友人、親等)が合鍵を持っていて何かのきっかけで、侵入してくることもありえます。その場合大家さん、不動産屋さんは、「全部回収していますから安心してください。」と言うが、それは契約時に渡した鍵であって、入居後に作った合鍵の分まではわかりません。あなたの鍵をもう一度確認しましょう。

法律的に言うと「大家さんの方で玄関の鍵を交換しないといけない」という、絶対的義務はありません。よって各個人の意思・行動で進めなくてはなりません。

近年入居する際にカギ交換が必須となっている物件も増えているようです。それだけ防犯の意識が高まってきた証拠でもあるかもしれません。
窓・ガラス破り対策!
玄関の鍵だけでは安心できない方、特に外から見て、ベランダに人が屈んだら見えない場合は、窓の部分に補助錠(下左側)をつけてみましょう。サッシ上下に補助錠を取り付ければ、こじ開けにくくなり、またガラスを割って侵入しようとしても時間がかかるため侵入をあきらめさせることができる1つの手段とも言えよう。
1.補助錠の取付
2.防犯フィルムを貼り付ける
3.防犯ガラスに変える
4.窓格子を取り付ける
5.防犯器具を取り付け


防犯対策をしたからといって必ず『安心な生活が保証される』という訳ではありません。あくまでも、侵入時間を伸ばす・侵入しにくくすることが基本です。時には、状況によって泥棒も様々な手口を使い、強引に襲ってくることもあるので常日頃から防犯対策に意識を向け、外出時の戸締りの確認は絶対に必要ですな!
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