賃貸生活研究所
賃貸 > 賃貸の基礎知識 > 分譲賃貸マンションのメリットや違いは?
賃貸博士で勉強しよう!
このコーナーは賃貸生活全般のテーマに対し不動産屋さんが講師となりいろいろな参考意見を聞かせてくれるところじゃ!地域や慣習、不動産屋さんの立場によっても考えが違うと思うが、様々な意見を聞いて賃貸生活の勉強してみよう!

 


分譲賃貸の良いことろは?

分譲賃貸マンションの物件を紹介されました。通常の賃貸マンションとの違いは何かありますか?

>>直に不動産屋さんに相談したい方
>>いろいろな人に相談したい方

通常の賃貸マンションは、不動産会社や建物の所有者が全体を管理している事が大半ですが、
分譲賃貸マンションの場合は、複数の所有者(1部屋毎別々の所有者全員)で全体を管理している事がほとんどです。

従って貸主へ承諾を取った行為でも管理規約や規則に反する場合は行う事が出来ません。

具体的に簡単な例で説明すると、貸主が駐輪場や駐車場の利用を許可したとしても、
所有者で組織する管理組合の許可が無いと正式には利用できない事となります。

また、特に注意する事ではありませんが、
自分以外の部屋の入居者はその部屋の所有者である場合が多いので、
少し自分と近隣の入居者では立場が違う事も頭に入れておくと良いでしょう。

それ以外は普通の賃貸マンションと大きく変わりませんし、
入居に関しての注意や不都合も有りませんので、気にする事は無いのではないでしょうか?

 答えていただいたのは・・・
株式会社エリッツ
京都市下京区綾小路通烏丸西入ル童侍者町169 四条烏丸松永ビル1F
TEL 075-344-3031 / FAX.075-352-0333
 
京都・滋賀・大阪方面で賃貸物件をお探しならエリッツにお任せ下さい。
地域No.1の店舗数と豊富な物件管理数 でお客様のご要望にお応えいたします。

分譲賃貸とは分譲用に建てられたマンションの一室を貸し出すことをさします。
通常賃貸用のマンションは大家さんが賃貸向けに一棟まるごとマンションを建てて
その中の一部屋一部屋を入居者に貸し出す形式が多く、
各部屋にこだわりをもってグレードを上げると建築費がかさんでしまいます。

その結果、どうしても均一で比較的費用を抑えた造りのお部屋ができあがる傾向が強いのです。

それに対して分譲用のマンションは元々賃貸向けでなく売買用のお部屋としてつくられている為、
造りが賃貸と比較すると豪華になっています。
一部屋数千万もする部屋で、しかも購入者は一生そこに住むかもしれません。
当然内装などはある程度豪華にしないとなかなか数千万円払ってまで購入しようとする人は現れないでしょう。

このような売買用(分譲用)としてある程度グレードを上げたお部屋を購入した人が
その部屋を貸し出す形式のことを分譲賃貸というのです。

一般的に言われている違いは上記のとおり、賃貸と比較して内装が豪華であったり、
設備が充実していたりといったところでしょうか。

ただ、いい面ばかりでなく悪い面もあります。

通常の賃貸であれば大家さんは一人なので何か問題があれば一棟まるごと所有している大家さんに頼めば、
大家さんはマンション全体の所有者として何でもできますが、
分譲賃貸の場合は各戸をそれぞれ別々のオーナーが所有している為、何でもできるわけではありません。
そしてその結果権利関係が複雑になりやすいのです。

たとえば水漏れが起きた場合などは水漏れの原因箇所が自室内なのか、それとも上の階なのか、
あるいはどちらでもない建物の共有部分かで全く違う対応になってしまいます。
対応方法は逐一管理会社に聞けば対応できますが、もめた場合は自力で権利関係を理解しないといけない為、
必要以上に苦労をともなう場合もあるでしょう。

 答えていただいたのは・・・

ハウスコム株式会社
東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー5F
TEL 03-6717-6900 / FAX. 03-6717-6901
 
「お客様の声」を大切にして創業から10年を迎えました。
1人1人の声を大切にして新生活の応援をしてまいります。

       

11月の他の授業もチェック

  ■ 退去後、敷金はいつ頃返金されますか?     

  ■ 家賃がクレジットカードで引落し、カード作りたくないんですが・・・




 
博士ドットコムシリーズ
© HAKASE.COM Inc All Rights Reserved.