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大家から見た退去の件

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敷金

ただし さん () コメント:6件 作成日:2006年12月02日

大家が借主を退去させたい場合は引越し費用等負担しないで済む方法はないのでしょうか?
埼玉県で一軒家を貸していてその家に戻りたいため。

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この投稿への書き込み・コメント(6件)
No.1 by 戦う借り主 さん 2006年12月03日

定期借家契約等ではなく、普通の契約であると前提します。
 何の手当もなく出ていてというのは無理だと考えます。
 あなたの事情がどのようなものかはわかりませんが、ただ単にご自身が住むからというのでは正当事由になるとは思えません。
 ご商売で賃貸をしているわけではないとのお考えかもしれませんが、ボランティアで家を貸しているのでなければ、それなりの賃料を得て、収益もあるのでしょう。あなたは一般の賃貸業者と変わりません。
 使用貸借ではなく賃貸借なのですから、あなたが賃借人に出ていってもらうためには、正当事由と6月間の猶予期間が必要です。
 それがないのであれば、いわゆる立ち退き料という慰謝料的なものを支払って決着付けるのが一般的です。

 何とか安くしたいというのはあなたの当然のお考えだと思いますが、出ていく身にもなってください。住み慣れた地をあなたの事情だけで出ていくのです。
 当たり前の慰謝料は当然に必要でしょう。
 嫌がらせのように居座られれば問題ですが、何とか出費をせずに済ましてしまおうというのも問題だと思いますね。

 あなたの事情も説明し、相手の事情も斟酌した上で、冷静にお話し合いになってください。
 それら事情の如何にもよりましょうが、お互いに歩み寄らなければ、究極は裁判上の手続きになると思います。裁判になれば、あなたは業者、相手は消費者と解されます。
 民法、借地借家法、消費者契約法等で考えれば、あなたに有利な要素は見あたりません。
 あくまでも、カキコの内容だけの判断ですから、いわゆる予断ですが、私はそう思います。

 

No.2 by とおりすがりの家主 さん 2006年12月03日

戻りたい事情はなんなのでしょうか?
よほどの事情がない限りは、戦う借主さんのレスのとおりだと思いますよ。
「その家でないとダメ」な理由です。

自己居住の場合は、他の理由よりは確率的に費用は少なくてすむと思いますが、それでも全くなしというのは定期借家以外では難しいですよ。

No.3 by ただし さん 2006年12月03日

返信有難うございます。
実は今回契約2年経過後の更新を迎えております。
借家人には「今回の更新で最後で更新料も頂かない」と伝えました。
借家人からは「2年後の退去はOK。立ち退き料として、新しい住居の契約時の礼金・
仲介料・引越し代を請求する」と言われました。
現在、月14万で貸しております。
2年後の立ち退き料は60万と言われました。
この金額はもう少し安くなりませんか?妥当な金額なんでしょうか?
更新時の契約書に覚書を入れてみようと思ってるんですが・・・。

No.4 by ただし さん 2006年12月03日

返信有難うございます。
実は今回契約2年経過後の更新を迎えております。
借家人には「今回の更新で最後で更新料も頂かない」と伝えました。
借家人からは「2年後の退去はOK。立ち退き料として、新しい住居の契約時の礼金・
仲介料・引越し代を請求する」と言われました。
現在、月14万で貸しております。
2年後の立ち退き料は60万と言われました。
この金額はもう少し安くなりませんか?妥当な金額なんでしょうか?
更新時の契約書に覚書を入れてみようと思ってるんですが・・・。

No.5 by 戦う借り主 さん 2006年12月04日

 2年後はOKということであれば、6月間の猶予期間は担保されましたね。
 後は立ち退き料ですが、賃料に比してみればあながち無理難題であるとは思えません。
 あなたの正当事由がどうなのかということです。
 あなたの事由如何によれば、相手は立ち退く義務すらないことになります。義務もないものをおねがいするのですから、それ相応の慰謝料ということも必要になりましょう。

 あなたの事情も十分正当なものであるという前提に立てば、相手の要求はあながち非合理なものではないと考えます。
 お話がまとまれば、きちんと文書に残しましょう。
 仄聞するところですが、公正証書を組む場合すらあります。それくらいトラブルは多いようです。
 きちんとお話し合いになってください。
 円満な解決をお祈りします。

No.6 by とおりすがりの家主 さん 2006年12月04日

ただし> 借家人からは「2年後の退去はOK。立ち退き料として、新しい住居の契約時の礼金・
ただし> 仲介料・引越し代を請求する」と言われました。

この基準は互いの立場を考慮して穏当なものだと思います。
あとはそれをどう算定するかですね。
実費でいくか、現在の賃料を基準でいくか、ざっくりどんぶりでいくか、です。
実費でいくならば、仲介料・礼金に関しては上限を設けたほうがいいでしょうし(2年後値上がりしてるかもしれない)、一旦借主の方に払っていただいた上で領収書を確認、支払いという手順。
現在の賃料基準でいくなら、仲介料1ヶ月+税、礼は1ヶ月なり2ヶ月なり、お住まいの地域での慣行に従う。引越し代は見積りをとって、となるでしょう。
そしてどんぶり勘定の場合は、現行賃料と標準的な引越し代をベースにキリのいい数字、となるでしょう(「手間をかけない」が最優先のやりかた)。

ただし> 更新時の契約書に覚書を入れてみようと思ってるんですが・・・。

更新時に決してこだわる必要はありませんが、話がまとまればぜひ支払い金額、及び方法について覚書を作ってください。
できればご自分が手数料を支払ってでも、公正証書にしておくのがよいと思います。
借主側にとっては、万一あなたが支払いを不履行したときの法的な担保となりますし、あなたにとっては貸主側からの解約に借主が同意したことの証拠となります。また、素人が作るのと違って、きちんとした文言になるのも大きなポイントです。

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