鍵 | 賃貸生活の語り場

確かに、大家さんは鍵を持っていなくて、管理会社だけが持っている物件もあります。
大家さんが物件から遠いため・大家さんがぼけている・仕事の関係上などの理由で
管理会社に渡している場合があります。
ただ、上記の例の場合でも、大家さんも鍵を持っていることは考えられます。

うちの場合、管理物件のほとんどが、大家さんとうちで両方鍵を所持しています。
このようにすれば、何かあれば昼間はうち、夜は大家さんに連絡すればほぼ大丈夫
です。ただ、大家さんしか持っていないものもあるし、うちだけが持っているもの
もあります。その物件によって違ってきます。

管理会社のみが鍵を所持していると、ほぼ断言できるものとしては、その物件が
転貸借契約をしている場合です。
物件の所有者が管理会社に貸して、管理会社が入居者に貸すというタイプの契約です。
その場合は、所有者がその物件の管理全部を管理会社へ依頼していることが多く
鍵の管理も管理会社がしていることが多いです。
所有者が別なのに、契約上の貸主や家賃の振込先がその管理会社であれば、転貸借
契約であることが考えられます。（違うこともありますが）

管理会社のみが鍵を保管する場合のメリットは、そのように大家さんが勝手に入室
することがない（管理会社の人が入室することがないとは言えない）、鍵の管理は
安全である、などがありますが、デメリットとしては、夜間やその会社が休日の時に
連絡がとれない可能性がある。（転貸借契約をするところは、比較的大きい会社が
多く、そのような会社に限って週休２日だったりする。連絡方法はあるとは思う
のですが・・・）

勝手に入居者の部屋に入る大家さんは、確率的にはかなり少ないはずですが、
こちらの掲示板を見ていると、時々、そのような話がありますので、不安になって
しまうかもしれませんね。

鍵を大家さんや不動産屋に承諾なく隠れて鍵を交換する入居者っていますか？

大家さんが勝手に入室するから、という理由ではなく、別れた恋人が合鍵を持って
いるからという理由で、うちに黙って交換した人はいました。もちろん、退去する
まで知りませんでした。その方は、自分の都合によるものだから、貸主に鍵代を
請求するものではないという判断で鍵交換をしたのであって、悪意はないのですが。

しかし、やはり、内緒で交換することはオススメしません。
万一、水漏れや火災があった場合に、大家さんや管理会社が持っている合鍵で
開けようとしたのに鍵が違っていて損害が大きくなった場合には、その損害分の
賠償請求をされてしまいます。
これは自分の部屋が原因でなくても、他の部屋の入居者の不注意によって起きた
事故等によっても同じことです。人為的なものだけでなく、老朽化していきなり
水道管から水漏れが起きた、という場合もそうです。

そのような場合に、責任を取っても良いということでしたら、鍵を交換しても
良いとは思います。ただ、それでも、管理会社や大家さんにその旨を説明して
許可をとっておいた方が良いと思います。合鍵がないと最初からわかっていれば、
緊急時は琢磨さんと連絡するように手配することになりますから。

一度、大家さんが勝手に入室するから、という理由で鍵交換して良いかとの相談を
受けたことがありました。緊急時以外は入室しないように大家さんに説得したし、
損害のことについても説明したのですが、どうしても信用できないというので、
合鍵を保証人（両親）に預けておいて、緊急時に入居者本人が連絡がとれなければ、
両親に開けてもらうことを条件にして許可をしました。
両親がアパートのすぐ近くに住んでいることと、両親・入居者・貸主の許可を得た
ので例外として許可がおりました。結局（というか普通は）、何も緊急なこともなく
退去していきましたが・・・。

現在、入居しているところの大家さんが一度でも勝手に入室したのであれば、要求
しても良いのですが、今後、入居する予定のところの大家さんが同じことをする
確率はかなり少ないと思います。あらかじめ、そのようなことが過去にあったことを
お話ししておけば、勝手に入室することはないと思います・・・。