3月末に完成予定の新築一戸建て賃貸物件に4月に入居予定の者です。
防犯設備の設置に関して不動産業者と問題が生じました。
2月の中頃にこの物件の申し込みを行い、契約書ができるまでの間に再びこの物件を見に行きました。
その時に物件の北側が周りから死角になっていることに気付き、完成予定では窓格子は付かない予定でしたがあった方がいいだろうと思い、業者に自費で設置してもいいだろうかと聞きに行きました。
すると業者はあっさりと、『いいですよ。穴をあけたりする工事になるようならまた言って下さい。』と、大家に連絡をとるでもなく返答してくれました。
それを聞いて私は知り合いのリフォーム業をしている人を通じて設置業者に見積もりをしてもらい、準備を進めていました。
こうした間に契約書もできあがり、1ヶ月分の手付け金を支払いました。
しかし、後日になって『窓格子は大家が設置するかもしれない。我々も知らなかったが、この大家はサッシなどを扱っている人なんだ。』と、業者が突然言ってきました。当然私も『この前付けてもいいと言ってくれたから既にこっちで話を進めている。』と言いましたが、また連絡するとのことでした。
数日後、留守電に業者から『結局、窓格子はそちらで自費でつけてもらうことになりました。』と入っていました。私は折り返し確認の電話もしました。そして知り合いの人にも、一旦保留にしていた設置の件を許可が出たから再度進めて下さいと連絡しました。
その2日後でした。業者から電話で『やはり大家が格子を付けると言っている。これは確定しました。』と言ってきました。私はすぐに業者の所まで行き、『2日前に許可してくれて確認までしたのになぜまた覆すようなことをするのか。もうキャンセルすればキャンセル料がかかるし、知り合いにも顔に泥を塗ることになる。』と問い、話し合いをすることになりましたが、この話し合いが非常にあきれるというか、腹の立つ内容でした。
その内容は、最初に私が自費で窓格子を付けてもいいかとの問いに対して、『いいですよ。』と言った憶えはないと主張し、今回の件は私と大家がそれぞれ勝手に窓格子を付けると言って勝手にその準備を進めていたからこのようなことが起こったのだと言われました。
『それなら2日前には設置許可の電話があって、折り返し確認もした。これはどういうことなのか。当然大家にも話が通った後での電話だったはずだ。』と私が主張すると、『大家は風邪で体調を崩していて昨日まで連絡が取れなかった。2日前に電話をした社員は今日はいないからわからない。』
と、突けばいくらでも矛盾点がありそうな返答しかせず、終いには解決策として、『お客さんがそのまま窓格子を購入して、近くにこの物件の大工が住んでいるからその人に回してあげたら自分で付けるだろうから、余らなくていいのではないか。』などと、私にとって何のメリットもないことを言ってきました。
話し合いはそこで終わりましたが当然私は納得がいきません。別にこの件で業者を訴えようという気はないのですが、業者は自分の所と大家を優先させて客のことを考えてくれていないと思います。また、少しでも非を認め、謝罪しようという態度、言葉がなかったのは腹が立ちます。
今から別の物件を探すこともできず、今後この業者とどう付き合っていけばよいのでしょうか。不動産業の組合など相談できるような組織、協会はあるのでしょうか。