定期借家契約（再契約型）って？ | 賃貸生活の語り場

定期借家契約とは、更新のない賃貸借契約のことです。
わかりやすくいえば、「いついつまで借ります。そのときが来たら
出て行きます」という契約です。通常の賃貸借契約とは違い、自動
更新も法定更新もありません。
更新がないので、更に少し住みたいという場合は、再契約という形
になります。このとき再契約は書面による契約にしないと普通賃貸
借契約になってしまいます。
注意しないといけないのは、このときに家主が拒否すれば出て行か
なければなりません。

>物件は、契約時に礼金１　敷金２　契約期間は１年で、再契約の
>項目に新家賃の０．５ヶ月　とあります。
再契約の際のお金のやり取りは、よく確認しましょう。上の書き方
だと再契約時には「礼金・敷金なし、新家賃の半月」のように思え
ます。

あと、「書面による定期借家の説明」は受けましたか？受けてい
なければ、普通賃貸借契約となります。

ちなみに、1年になっているのは定期借家の契約期間が1年未満の
場合、契約終了の通知義務がなくなるからです。おそらく、新家
賃の半月というのは、通常2年契約で「更新料」1ヶ月分を2回に分
けたという感覚ではないでしょうか

定期借家契約はめんどくさいです。先方がきちんと理解しているの
か説明をきいてみましょう

追加です。
>再契約という形でまた、礼金、敷金、仲介料を払って契約する
>とよく説明がありますが１年だけでまた敷金礼金などをかかる
>のは考えものです・・。
との心配事ですが、このあたりは交渉できるかもしれません。
納得できる形になれば、その内容を特約に再契約の条項として
入れてもらいましょう。
法的に有効かどうかは、はっきりしませんが、おそらく問題ない
と思います。

定期借家契約なのに『再契約』がうたわれているってのは
合点が行かないのですが…
それって、借借法38条を逆手に取った事実上の普通借家契約
なのではないでしょうか？

契約書にはちゃんと“やむを得ない事情”ってのが記載されて
いるんでしょうかねぇ？

ワザとやっているのであれば、
?いつでも出て行かせる事ができるから。
?１年毎に手数料が欲しいから。
主たる目的が?なら、その交渉も難しいのではないのでしょうか？