賃貸契約の更新について | 賃貸生活の語り場

　２年間，あなたがその物件をきちんと丁寧に使用し，決められた賃料を決められた期日までに決められた方法できちんと納めてきているのであれば，極端な話として，賃貸人側から契約解除されて退去を強要されるようなことはないでしょう。仮に悪徳ないし出来のよくない賃貸人がそのような主張をしてきても，法律や制度であなたの賃借権は十分に保護されると思慮します。

　ですから，嘘偽りのないように契約更新に臨んで下さい。新たな連帯保証人を求められれば，きちんと対応し，どうしても難しいということであれば，それもきちんと説明しましょう。既に賃借人としての地位を取得しているあなたの義務は，善良な管理者としての注意義務で物件を使用し，賃料をきちんと納めることです。相手の意のままの連帯保証人を絶対条件として用意することではありません。

　正直に対応することです。良識ある賃貸業者ならそういった事情が賃借人に生じうることはリスクの範囲であり，それ相応のリスク管理をしているはずです。しかしながら，中にはとんちんかんな業者もおり，新規の連帯保証人を立てることを要求し，出来なければ契約解除をちらつかせてくるかもしれませんが，何ら法的な強制力のない戯言ですから，お気になさらぬように・・・。

　また，何かありましたらカキコして下さい。とにかく賃料はきちんと納めることです。これ一番大事！

コートの住人> 新規の連帯保証人を立てることを要求し

連帯保証人がその責を果たせないと賃貸人が判断した場合は、新たな連帯保証人を、
と、いうのは一般的によくある条文です。

この条文があった場合、賃貸人側がそれを要求することは契約上当然の権利であり、賃借人は応じるか或いは、従前の保証人が責務に耐えうることを証明する義務があります。
けっして「とんちんかん」な要求ではありません。
言われてもびっくりしないでくださいね。

しかしながら、賃借人が新たに保証人を用意できなくても、この一点を理由に契約解除をされるほどの違反ではありません。
（ほかにもイロイロな違反が積み重なると別ですが、そんなことはめったにないでしょう）

保証会社の利用を検討するのも一つの方法でしょう。
ただ、保証会社を利用する場合は、保証委託契約書をよく読んで内容を確認したり、また、万一遅れた場合の遅延損害金や損害賠償金を確認しておきましょう。
会社によって暴利な設定のところもあるようです。（至極まっとうな設定のところもありますが）