【〜台風・大雨接近中〜 クルマが水びたしになったら?】2010/08/12

予定が立て込んでいたので、久しぶりの更新です。
台風が近づいているので、今日の話題は車の浸水について…。
実際、自分がそこへ遭遇してしまったら…。
まずは、大雨や台風で、あらかじめ危険な場合は、
クルマでの移動は避け、運転を控えましょう。
しかし、運転中や駐車中に浸水・冠水の恐れ出てきた場合は、
早めに高台に移動して駐車し、
クルマが浸水・冠水しないようにしましょう。
既に道路が冠水している場合は、
低いギヤで速度を抑えて移動します。
浸水・冠水被害を受けた際の対処法
まずは周囲の安全を確認しましょう(以下の対処法は、
通常のガソリン車、ディーゼル車を前提に作られています。
ハイブリッドカー、電気自動車が冠水・浸水した場合は、
直ちに取扱い販売店に連絡しましょう。)
どうしても、自分で対応しなければならないときは、
下記を少し頭に入れておくといいか見知れません。
ただ、非常に危険です。
ですので、出来ればすぐに販売店やJAFなどに
連絡するのが一番です。
※停車中や運転中に、フロア面まで水が来たり、
水が引いた後の車内を見て、フロアに水や水滴が残っていたり
湿っていたりすると、そのクルマは浸水の被害に遭っている
と思ってください。
たとえ水が引いても エンジンをかけないで、
すぐに取り扱い販売店などに連絡します。
※2バッテリーの端子(マイナス側)は、はずしておきます。
バッテリー端子(マイナス側)を外すときの注意 。
端子をはずす時は、キースイッチを切り、マイナス側から外します。
工具などで端子間をショートさせないように注意しましょう。
バッテリー端子及びケーブル端子は、
汚れないようにガムテープなどで保護し、
はずした端子で塗装部などにキズをつけないように、
ガムテープなどで固定します。
浸水・冠水した車両の措置にあたっては、
速やかにJAF等のロードサービスや販売店に相談します。
※3どうしても浸水・冠水した車両を移動させる必要がある場合
シフトレバーをニュートラルにし、押して移動させてください。
シフトレバーの操作可否・手順については車種によって異なるので、
取扱い説明書を確認しましょう。
クルマの浸水・冠水トラブル事例
フロア面を超えての浸水・冠水状態では、
エンジンの吸気系に水が入っている可能性があり、
その状態でエンジンをかけると最悪の場合、
エンジンを壊してしまうおそれがあります。
また、海水には電気を通す性質がありますので、
海水による浸水・冠水の場合には、
電気系統のショートにより火災が発生するおそれがあります。
その原因は、たとえキースイッチが切ってあっても、
バッテリーは接続されているため、常に電流が流れる状態にあるためです。
そのため、海水が引いた後でも、電気系統の腐食が進み、
電気配線がショートすることにより自然発火を起こし、
車両火災につながる事もあります。
このように浸水・冠水被害に遭ったら、
上記の内容をご参考に速やかに販売店などに
速やかに対処してもらいましょう。
担当:
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